白書『中国の民主政治建設』が公表される

 
中国国務院報道弁公室は今日(19日)『中国の民主政治建設』と題する白書を発表した。同白書は、国情に適合した選択、中国共産党の指導者が人民を指導して国の主人公となること、人民代表大会制度、中国共産党が指導する多くの党の協力と政治協商制度、民族区域自治制度、都市と農村の末端における民主、人権の尊重と保障、中国共産党の民主執政、政府の民主、司法の民主の10の部分からなっている。

白書は次のように指摘している。

各国は国情が異なるため、各国の人民が民主を勝ち取り、それを発展させる道も異なる。中国共産党と中国人民は自国の国情にもとづいて新民主主義革命を行い、新中国(1949年)成立後も社会主義の初期段階の実情から出発してみずからの特徴のある社会主義の民主を実行している。数十年来の実践が立証しているように、中国人民が自ら選択したこの民主政治を発展させる道を歩むことは、国の主人公になる願いが実現しただけでなく、国を社会主義現代化の強国に築き上げるという共同の理想をも逐次実現しつつある。

   20世紀70年代末期の改革開放政策の実施以来、中国は経済体制の改革を深化させると同時に、政治体制改革をも確固としてゆるぐことなく促している。中国の民主制度がたえず健全化され、民主の形態も日増しに豊富になり、人民は国の主人公としての権利を充分に行使している。中国の特色のある社会主義民主政治の建設は時と共に進展し、うつぼつたる生気と旺盛な活力をたえず示している。

「チャイナネット」  2005/10/19