中国代表、伝統的な軍縮メカニズムの維持を呼びかける

 
中国の胡小笛軍縮大使は18日、第60回国連総会第一委員会会議で発言し、伝統的である多国的な軍事管理、軍縮と拡散防止メカニズムの権威性を維持し、このメカニズムを充分に利用して、世界の軍事管理、軍縮と拡散防止を推し進めていくよう各国に呼びかけました。

   席上、胡小笛大使は、世界的な軍事管理、軍縮と拡散防止の全面的で、公正かつ健全な発展を推進していくため、各国は、「国連憲章」の宗旨と原則及びその他の国際関係基準を遵守し、相互信頼、互恵、平等と協力を中心とする新しい安全的理念を樹立し、対話を通じて、相互信頼を深め、協力によって共同の安全を促していくべきだという中国側の立場を述べました。

   胡小笛大使は、伝統的な軍縮メカニズムに対す重要な改革を行う場合、新たな軍縮に関する特別国連大会を開催する必要があると強調しました。

「CRI」より  2005/10/19