米台間の軍事交流に断固反対 外交部報道官

 
外交部の孔泉報道官は18日の定例記者会見で、ラムズフェルド米国務長官の訪中について質問を受け「米国と台湾の間のいかなる形の軍事交流、台湾への武器供与を含む軍事協力にも、断固反対する」と表明した。孔報道官はまた、次のように述べた。

台湾問題は、中米関係の全局におけるきわめて核心的な問題だ。中国側は、台湾問題の適切な処理が、中米関係の健全で安定した持続的発展を確保する上での、最も重要な基礎であると何度も表明してきた。中国側はブッシュ大統領を含む米国指導者が示した「『1つの中国』政策の堅持、中米間の3件の共同コミュニケの遵守、『台湾独立』への反対」という約束を重視している。

米国の指導者が、自分の示した約束に厳密にしたがって、対台湾関係を処理することを望む。

「人民網日本語版」  2005年10月19日