我が国の水力発電、4年間に1064万キロワット増

 
我が国の農村における水力発電事業は急速な発展ぶりを示し、2001年から2004年にかけての4年間に1064万キロワットの設備容量が新規増加し、「第9次5カ年計画期(1996~2000年)」の前の4年間の1.43倍となっている。

水利部の翟浩輝副部長によると、2004年末現在、全国の農村の発電設備容量は3865万キロワットに達し、全国400カ所で農村電気化県の建設任務を完成し、農村の電化レベルを大いに高めた。水利系統の農村送電網改造作業も完成され、農村の電気価格も大幅に引き下げられ、農民の負担を毎年40億元以上軽減することが可能となる。

伝えられるところによると、2003年から薪などの燃料に替わる小型水力発電所建設プロジェクトが全国5つの省や自治区で実施され、すでに大きな成果を収めている。国が1.3億元の資金を投下して、地方および民間から2.4億元の投資を引き付け、27の小型エコ発電所を拡充や建設の工事をおこない、薪などの燃料に替わる発電設備の容量は5.8万キロワットに達し、全国の20万人余りの農民が小型水力発電所の発電によって薪などの燃料に取り替える夢をかなえることになっている。

「チャイナネット」2005年10月20日