海外上場の中国企業、117社に 証監会主席

 
中国証券監督管理委員会の尚福林主席はこのほど開催された「中国資本市場フォーラム」での講演で、「国有企業の株式が流通株と非流通株(市場での取引が行われない国有株)に分かれる現行制度の改革が全面的に展開され、資本市場の発展を制約する一連の制度的欠陥が徐々に解決されて、中国資本市場は健全に発展する新たな段階に入りつつある」と述べた。

現在、国内の上場企業数は資本市場初期の10社から1381社に増え、資金調達額は累計9100億元を超える。

尚主席によると、外資導入では現在、上海と深センの両証券取引所には特別会員が7社あり、外国証券機関58社がB株取引に直接参入している。また合弁証券会社7社と合弁基金管理会社19社の設立が承認され、指定域外機関投資家(QFII)に海外機関28社が認定された。同28社の投資限度額は計40億5千万ドル。海外進出では、1993年7月15日の初上場以来、海外で株式上場した中国企業は現在117社に上る。

「人民網日本語版」  2005年10月21日