中国「国際社会と共に鳥インフルエンザ対策に努力」

 
外交部の孔泉報道官は20日の記者会見で、鳥インフルエンザの発生を世界レベルで阻止していくため、国際社会と共に努力していく意向を示した。

▽世界の各大陸で鳥インフルエンザが発生したことについて

中国は鳥インフルエンザ問題を非常に重視している。すでに全国的な監視ネットワークと対策マニュアルを作成し、人への感染に厳重に警戒している。輸出入時の検疫と関連措置も強化し、感染の出入りに厳重に警戒している。

▽メディアが注目する内蒙古の感染状況について

内蒙古自治区呼和浩特(フフホト)市賽罕区巴彦鎮騰家営村の貴重種を扱う鳥飼育場で最近、H5N1型の鳥インフルエンザが発生した。すでに効果的に抑制され、人への感染も新たな感染もない。

中国はすでに、新感染症に関するフォーラムを来年北京で開催することを国際社会に提案した。鳥インフルエンザも主要議題の1つで、感染の監視と抑制、予防と治療、情報共有について検討する。

「人民網日本語版」  2005年10月21日