中国、テロリズムと特定文明などの混同に反対を表明

 
中国の王光亜国連大使は20日の第60回国連総会で、「国際社会は、テロリズムを取り締まる過程で、テロリズムとある特定の文明や宗教とを混同させるやり方を放棄すべきである」と述べました。

   王光亜大使はその際、「世界の多様化、文明及び文化の格差は国際的な紛争の根源となるべきではなく、国際的な交流と協力をおこなう原動力と起源点となるべきである。各国が開放と平等の精神で、世界の多様性を認め、異なる文明間の対話と交流を強化し、平和な方式で国際的な紛争と地域的な紛争を解決し、各種の文明を取り入れた協調した世界の構築に努力してこそ初めて、各国の力を集中させ、テロリズムを取り締まり、世界平和を擁護することが出来る」と述べました。

「CRI」より  2005年10月21日