中ロ戦略安全協議、両国の相互利益拡大にプラス

 
外交部の孔泉報道官は20日の記者会見で、同日行われた中国とロシアの戦略安全協議について、「各分野における両国の友好・相互利益に基づく協力の拡大に役立ち、中ロ戦略的協力パートナーシップの発展をさらに促進するものだ」と述べた。

唐家セン国務委員とロシア連邦安全保障会議のイーゴリ・イワノフ書記は同日午前、第2回中ロ戦略安全協議を開いた。孔報道官はこれについて、主に次のように述べた。

戦略安全協議の議題は、二国間関係、反テロリズム、武器拡散防止、上海協力機構など国際的な重大問題を含む。

中ロ戦略的協力パートナーシップが発展を続ける中で、両国は疎通・協議・対話のルートをさらに増やす必要があると考える。中ロ戦略安全協議は、両国が戦略的協力パートナーシップを発展させるために必要であり、両国が国際情勢の変化に対応し、世界や地域の安全・安定を守るためにも必要なものだ。

今回の安全協議は深く踏み込んで行われ、プラスの役割を持つものだ。中ロ双方は総合的な戦略協議を通して、相互理解と相互信頼を全体的に深めた。これは、各分野における両国の友好・相互利益による協力の推進、拡大に対して、重要な影響をもたらすだろう。

「人民網日本語版」  2005年10月21日