台湾光復60周年記念行事、今日行れる

 
今日は台湾光復60周年記念日である。北京の各界の人びとが参加する記念大会が今日午前、人民大会堂で行われた。

海峡両岸の同胞がともに日本侵略者に抵抗し、民族の解放のために打ち立てた功績を銘記し、中華民族の偉大な精神を高揚し、両岸関係の安定的発展と祖国の平和統一を促進し、中華民族の偉大な復興を実現するため、中国共産党中央は一連の行事を催して、台湾光復60周年を記念することになった。

これらの記念行事は中国人民の抗日戦争勝利及び世界反ファシズム戦争勝利60周年を記念する行事の重要な構成部分でもあり、24日に国家博物館で開幕した台湾同胞抗日闘争展覧会、25日夜の「台湾光復60周年を記念する文芸の夕べ」などが含まれる。

60年前、中国人民は抗日戦争の勝利を獲得し、50年間も占領されていた台湾は祖国に復帰した。台湾同胞は占領下にあった50年間に日本侵略者と勇敢に戦い、国の主権の擁護と領土保全のために消し去ることの出来ない大きな貢献をした。

台北市の記念行事は台北の中山堂広場の光復記念碑の前で行われ、馬英久市長がスピーチする。台北市政府はこの6年来、慰安婦、台湾籍元日本兵、七・七抗戦、台湾義勇隊および非武装者による抗日運動などの議題に引き続き関心を寄せており、その目的は抗日の先賢の偉大な情操を確認すると同時に、60年前の殖民地支配下にあった頃の苦難の歳月を忘れないよう人々に呼びかけるものである。

「チャイナネット」2005/10/25