上海協力機構の首相会合、共同声明を発表

 

SCO、上海協力機構は26日モスクワで、第四回首相会合を開き、アスタナサミットの決議の執行や経済と社会などの分野での協力について討議し、共同の認識に達しました。

会合参加各国は、「SCOは、メンバー間の友好を深め、相互信頼と協力を増進してきた。SCOは、この地域の安全と安定を促進し、経済協力と貿易や科学技術、エネルギーなどの分野での協力を強化していく上では、効果のあるメカニズムとなっている」と見ています。

会合に出席した中国の温家宝首相はその発言で、「複雑で変化の激しい国際情勢の下に、SCOは、協力という願いを実際行動に移し、アスタナサミットで打ち出された次の段階の発展に関する計画を実施し、地域の安全と安定を維持し、メンバー間の共同の発展を促進していきたい」と述べました。

温家宝首相は、また、「SCOにとって、経済協力を強化していくことは、急務的な課題だ。経済協力を推し進め、実際の効果を収めるのは意義は大きいが、困難もかなり大きいので、各メンバーの努力が必要だ」と強調しました。

「CRI」より 2005/10/27