温家宝首相、モスクワから帰国


     

モスクワで行われたSCO・上海協力機構の第四回首相会合に出席した中国の温家宝首相が27日、モスクワを離れ帰国しました。

26日の首相会合で温家宝首相は、「複雑で変化の激しい国際情勢や地域情勢の下に、SCOは、協力という願いを実際の行動に移し、アスタナサミットで打ち出された次の段階の発展に関する計画を実施し、地域の安全と安定を維持し、加盟国間の共同の発展を促進していくだろう」と述べました。

温家宝首相は、「SCOにとって、経済協力を強化していくことは、急務的な課題だ。経済協力を推し進め、実際の効果を収めるのは意義が大きいが、困難もかなり大きいことから、各加盟国の努力が必要だ」と強調しました。

「CRI」より 2005/10/27