唐国務委員、日本の小沢一郎議員ら代表団と会見

 

唐家セン国務委員は28日、日本の小沢一郎衆議院議員(民主党前副代表)を名誉団長とし、奥村展三衆議院議員を団長とする「第13回長城計画友好交流代表団」のメンバーと人民大会堂で会見した。代表団は、中華全国青年聯合会の招待を受けて訪中した。

唐国務委員は会見で、主に次のように述べた。

「長城計画」は、中日両国の民間交流の重要なルートだ。1989年の実施以来、両国各界の若者の相互理解の増進や、交流協力の促進のために重要な役割を発揮してきた。中国政府は両国の若者が往来を強化し、内容の豊富な交流活動をさまざまな形で実施することを重視し、これを支持する。第2次大戦のA級戦犯を祭った靖国神社を、小泉首相が連続して参拝したことにより、中日関係の正常な発展は現在深刻に阻害されている。このような状況の下で、両国の若者はさらに交流を拡大し、相互信頼を深め、着実な行動によって、中日関係の大局を守り両国の国民の代々の友好を実現するという目標のために貢献するべきだ。

「人民網日本語版」2005年10月29日