再生可能エネルギーで持続可能な発展を 胡主席

 

再生可能エネルギーをテーマとした国際会議が7日、北京の人民大会堂で開幕した。胡錦濤国家主席は書面であいさつを寄せ、「再生可能エネルギーの利用強化は、日増しに激化するエネルギー・環境問題に対応する上で必ず通るべき道であり、人類社会が持続可能な発展を実現する上でも必ず通るべき道だ。国際社会は研究開発、技術移転、資金援助などの方面で協力を強化することで、人類の経済や社会の発展における再生可能エネルギーの役割を高め、各国の国民に恩恵をもたらすべきだ」と述べた。

胡主席はまた、中国が来年1月1日から「再生可能エネルギー法」を施行することに言及し、「中国は再生可能資源の開発利用を強く重視し、再生可能エネルギーの開発利用を経済・社会の発展のための重要対策として推し進めていく。われわれは、再生可能エネルギーの発展にさらに力を入れ、経済発展と人口・資源・環境との相互調和を促し、資源節約型、環境友好型の社会の構築に努める」と述べた。

「人民網日本語版」2005年11月8日