胡錦涛主席、ロンドンで演説

 

イギリスを訪問中の中国の胡錦涛国家主席は9日夜、ロンドンで、「中国が選択し堅持してきたのは平和発展の道で、中国の発展は平和で、開放的な、かつ協力を踏まえた発展だ」と述べました。

胡錦涛国家主席は当日夜、ロンドン市庁舎で、セイボリー市長が行った歓迎式と晩餐会に出席し、中国の発展方向などの問題について重要な談話を発表しました。その際胡錦涛国家主席は「中国が平和発展の道を歩むことを堅持するのは、平和な国際環境の中で自国を発展させると同時に、自国の発展を通じて世界の平和を促進し、世界平和を永遠に維持し、共同の発展を促す勢力となるためである。中国は主に自国の力と改革に頼って発展してゆき、同時に、対外開放という基本的国策を堅持し、平等互利を踏まえ世界各国との交流と協力を展開し、互利と共栄を目指して努力していく」と述べました。

セイボリー市長はその挨拶で、20年余りこの方、中国の改革開放の成果や中国共産党が打ち出した第11次5ヵ年計画の目標を高く評価し、「英中両国は経済では相互の依頼しており、ロンドン市は中国との関係を非常に重視し、中国との協力を積極的に拡大していく」と述べました。

「CRI」より 2005/11/10