ブッシュ米大統領訪中へ 中米関係の推進に期待

 

外交部の劉建超報道官は10日の記者会見で、米国のブッシュ大統領が19~21日に中国を訪問することを発表した。劉報道官は、「中国は、中米関係が引き続き前進する上で、今回の訪問が重要な役割を果たすことを期待する」と述べた。

劉報道官によると、ブッシュ大統領の主な活動は20日に行われる。ブッシュ大統領は、胡錦濤国家主席と会談し、温家宝総理や他の中国政府高官と会見する予定。

劉報道官はまた、次のように述べた。

全体的な情勢と過去数年間の発展状況から見て、中米両国の関係発展は全体的に順調だ。また、両国の国民に実質的な利益をもたらしている。両国が協力を強化し、21世紀に向けた建設的な協力関係を構築することが、中米双方の利益に合致し、地域や世界の平和と安定にも役立つということを、両国の指導者と政府は、ますますはっきりと認識するようになった。

中米両国は一部の問題について意見の相違が存在するのは、否定できない。中国は米国とともに、平等と相互尊重を基礎として、立場の相違を縮小し、相互理解と相互信頼を深め、各分野における双方の協力が引き続き前進するよう推し進めていくことを望む。

「人民網日本語版」2005年11月11日