青海省、野生動物救護センター設立

 

国内の関係専門家たち、青海省と西寧市の関係責任者の意見をもとに改正された『青海野生動物救護・繁殖センター綿密計画』が原則的に認可された。同センターは来年の春に着工し、工期を何回かに分けて施工し、計画投資総額は1.2億元に達する。

伝えられるところによると、同センターは青海省の省都西寧市の大南山西部に位置し、総面積は12平方キロ、中心区の面積は1000ムー(15ムーは1ヘクタール)である。

同センターの企画理念は、高原の野生動物のために比較的に安定した安全な生息生態系をつくることを主とし、動植物の研究と観賞価値の合理的開発をおこない、動物の観賞、保護、研究、科学知識の普及を一体化し、高原の特色のある、人と自然の調和のとれた理想的な境域をつくることにある。同センターは計画上では、現存の林地資源と地形の特色を充分に生かし、高原の野生動物資源をよりどころに、現代的でユニークな森林化した野生動物生息地をつくることを目指すものである。センターは両生動物、肉食動物、草食動物、バードウォッチング、希少動物、霊長目動物、幼少動物、動物救護センターなどの機能エリアに分かれている。

「チャイナネット」2005-11-16