中国、アジア5カ国との優遇関税を拡大へ

 
中国・インド・バングラデッシュ・韓国・ラオス・スリランカの6カ国は、2006年7月1日から「バンコク協定」(アジア太平洋貿易協定に改称)第3回関税減免交渉による合意を実行する。すでに優遇関税が適用されている品目に加え、農産物・繊維製品・化学工業製品などを含む計4千品目余りが、優遇措置の新たな対象となる。商務部がこのほど明らかにした。

1975年に締結された「バンコク協定」を前身とする「アジア太平洋貿易協定」は、東アジアと南アジアとをつなぐ唯一の地域的貿易協定。中国と他の加盟5カ国との貿易額は昨年、1045億ドルに達した。

「人民網日本語版」2005年11月16日