小泉首相「中国脅威論は信じていない」

 
日本の小泉純一郎首相は16日、ブッシュ米大統領と京都で会談した。小泉首相は、日中関係の将来に楽観的な見方を示すとともに、いわゆる「中国脅威論」は信じないと述べた。日本の時事通信社が、日米首脳会談に出席した米高官からの情報として伝えた。

これによると、会談ではブッシュ大統領が小泉首相に日中関係に対する見方を尋ねた。小泉首相は「日中関係に困難はあるが、貿易や投資などうまくいっている面もある」と述べ、「両国関係は深まっており、将来の見通しは明るい」との見方を示した。

ブッシュ大統領はまた、いわゆる「中国脅威論」について尋ねたが、小泉首相は、「私は『中国脅威論』は信じていない」と答えたという。

「人民網日本語版」2005年11月17日