中国の胡錦濤国家主席は、韓国のノ・ムヒョン大統領の招きで16日と17日の二日間韓国を公式訪問し、双方は共同コミュニケを発表しました。

この中で双方は両国の善隣友好協力関係を強化し、朝鮮半島と東北アジアの平和と共同繁栄の実現に尽力していくと表明し、指導者間の会合を常に行い、両国外相のホットラインを設けることで一致しました。

韓国側は、「中華人民共和国が、中国を代表する唯一の合法的政府である。韓国は『一つの中国』の政策を堅持していく」と改めて表明すると共に、中国の市場経済地位を認めると示しました。

双方は、鳥インフルエンザ感染の防止と治療などの分野で情報の交流を強化していくことで合意しました。

「CRI」より　2005/11/18