胡錦涛主席、APEC首脳会議で演説

 

中国の胡錦涛国家主席は17日韓国のプサン(釜山)で開催されているAPEC・アジア太平洋経済協力会議の工商業サミットで演説し、中国が自国の発展を通じて、地域ひいては世界の共同の繁栄を促進するため寄与するかについて見解を発表しました。

胡錦涛国家主席はその演説で、改革開放以来、中国の経済発展の成果、社会と経済の発展目標を紹介し、エネルギー、国際貿易など枠組みついて中国の立場と主張を述べたほか、アジア太平洋地域ひいては世界の協力と共栄を実現することについて四つの提案を行いました。

17日午前、胡錦涛国家主席は韓国のイ・ヘチャン(李海叙﨟j首相と会見し、韓国政府が中国の市場経済的な地位を認めたことに賞賛の意を表したあと、「経済協力と貿易関係が急速に発展する過程で、双方は両国関係の大局から、平等に付き合い友好な協議を通じて、関連の問題を適切に解決しなければならない」と指摘しました。

これに対して、イ・ヘチャン首相は、「韓国は、中国との交流を強化し、具体な問題を適切に処理し、両国の経済協力と貿易関係の持続的発展を推し進めていく」と述べました。

「CRI」より 2005/11/18