これは、胡錦涛国家主席がブッシュ大統領と会談を行なった後行なわれた共同記者会見の席上述べたものである。胡錦涛国家主席はまた「両国の経済貿易協力の拡大は、両国や両国人民の利益に合致するもので、双方は平等互恵と共同発展の原則に則って、協力の分野を拡大し、互恵共栄を図っていく」と述べた。

胡錦涛国家主席はまた、ブッシュ大統領が『一つの中国』政策の堅持や、中米間の三つの共同コミュニケの遵守、『台湾独立』への反対を何度も表明していることを高く評価し、「『台湾独立勢力』を抑え、台湾海峡地域の平和と安定を維持することは、中米双方の共同利益に符合する」と述べた。

これに対し、ブッシュ大統領は「中米双方は、共同のチャンスとチャレンジに直面している。両国関係は非常に重要である。今回の訪問は、両国関係の強化にプラスとなる」と表明し、胡錦涛国家主席の訪米に期待を示した。

「CRI」より2005/11/21