胡耀邦同志生誕90年、共産党が座談会開催


中国共産党は18日午前、北京の人民大会堂で、胡耀邦同志の生誕90年を記念する座談会を開催した。党中央政治局常務委員の温家宝総理が出席した。共産党中央政治局常務委員の曾慶紅国家副主席が、重要な談話を発表した。

座談会では、中央組織部の趙洪祝副部長、中央党校の虞雲耀副校長、中央党史研究室の李景田主任、共産党青年団中央書記処の周強第一書記、湖南省党委員会の楊正午書記が相次いで発言した。中央と国家機関の関係部門や人民団体、湖南省と江西省の指導者たち、胡耀邦同志の親族、友人や同僚らも出席した。

▽曾慶紅氏の談話は要旨以下の通り。

胡耀邦同志は、長年の経験を積み厳しい試練に耐えた、忠誠心ある共産主義の闘士であり、偉大なるプロレタリアートの革命家であり政治家だった。わが国の軍隊では政治に対し傑出した手腕を発揮し、共産党の指導者として長らく重要な職務を果たした、卓越した指導者だった。胡同志は、革命家として生きた60年の生涯を通じ、人民の解放と幸福のため、中国の社会主義事業の発展と繁栄のため、そして改革解放政策の実行と社会主義の現代化を推進するため、苦心惨憺して奮闘を重ね、生涯の力を捧げて不朽の功績を遺した。胡同志の功績と優れた人柄は、共産党と人民の心の中に永遠に刻まれる。胡同志は、自らの一生の力を共産党と人民の事業のために捧げた。われわれは胡同志の生誕90年を記念することで、その偉大なる革命精神や高潔な思想と人柄を学び、中国の特色ある社会主義事業を引き続き前進させる。

「人民網日本語版」 2005年11月21日