江西省でこのほどマグニチュード(M)5.7の地震が発生したことを受け、共産党中央委員会と国務院は地震対策と救助活動に力を入れ、被災地住民の生活に配慮した対策活動を進めている。
温家宝総理は地震が発生した26日の夜、共産党江西省委員会の孟建柱書記や中国地震局の陳建民局長と電話で話し、江西省、湖北省、安徽省の地震対策と救助活動について次のような重要な指示を出した。
(1)被災者が適当な場所で落ち着いて生活できるよう全力を尽くす。特に、高齢者、女性、子ども、病人への配慮を徹底し、被災者の衣食面の問題に対処する。
(2)地震で危険状態にある家屋を全面的に検査し、修繕作業を急ぎ、新たな死傷者の発生を防ぐ。
(3)党・政府幹部は被災地を視察し、被災者の困難解決をサポートし、思想面の活動を徹底し、社会の正常な秩序を維持する。
(4)地震担当部門は、地震の関連状況のモニタリングと予報を強化し、地震の状況判断を徹底し、現地政府と協力して地震対策、救助活動、社会の安定維持などの対策を進める。
「人民網日本語版」2005年11月28日 |