昨年、我が国の造船業は1千万㌧をこなす


2005年の我が国の造船業の年間生産量は初めて1千万㌧を突破して1200万㌧に達し、世界船舶市場の18%を占めるに至り、連続3年世界3位となり、自主的イノベーションなどの面において大きな成果を収めた。

2005年12月、4250コンテナ船6号船の使用交付につれ、中国船舶重工グループの造船㌧数は315万㌧に達することになった。統計データによると、昨年一年間だけでも同グループの経済総量は470億元となり、10億元の利益を手にした。

現在、85%の注文が輸出向け船舶であり、豪華な遊覧船など少数のタイプの船舶を除いて、中国は国際諸基準に合致する船舶を造ることが出来、如何なる海域をも航行可能となっている。

国際船舶市場の年間需要量は6千万㌧で、これは2010年まで続くと見られており、向こう5年間に、我が国は渤海湾沿岸、長江デルタ、珠江デルタに造船基地を建設し、一連のコア技術の難関を突破し、設計とインテグレード能力を著しく向上させることを目指す。

今年の造船業の利潤総額は30億元を上回り、40億㌦以上の輸出額を手にした。これからの造船業は独自のブランドの船舶の開発を重点とし、メーンのエンジン、舶用設備、船舶輸送関連業種を含む諸事業の国産化の比率を拡大し、現代化造船モデルの推進を加速させ、造船大国と造船強国を目指すことになっている。

「チャイナネット」2006/01/13