中国の高校生代表団、第5陣が訪日

     
  手話で『感恩的心』(恩に感ずるこころ)を披露する江西省代表団の高校生たち   民族舞踊を披露する雲南省代表団の高校生たち
 

「中国高校生短期訪日プロジェクト」に参加する中国の高校生代表団の第5陣一行250人が3月13日北京を離れ日本に向かって飛び立つことになった。11日午後、在中国日本国大使館が主催する壮行会が北京で行われた。

挨拶する浅野外務副大臣

日本の浅野勝人外務副大臣、在中国日本国大使館広報文化センターの井出敬二公使らが壮行会に出席し、浅野外務副大臣が挨拶の言葉を述べ、「今回の交流を通じて、皆さんはより多くの友達を作り、両国の若者の間で信頼関係を築き上げるように」との期待を示した。

「中国高校生短期訪日プロジェクト」は中日友好21世紀交流事業の一環で、日本国外務省によって実施され、日中友好会館によってアレンジされた、日本国民が心からサポートする行事である。その目的は中日青少年の相互理解をさらに深め、末永い中日友好関係のための安定した基礎を築くことにあるとされている。日本側は2006年に合計1100人の中国高校生を5回に分けて「中国高校生短期訪日プログラム」として受け入れた。2006年はすでに5月、8月、10月、11月の4回で800人の生徒を受け入れている。

13日から21日にかけての一週間、雲南省、江西省、黒竜江省など全国各地からの高校生からなる代表団は日本国外務省を訪問し、中日友好シンポジウムに参加し、栃木県、福井県、石川県、富山県及び長野県など日本各地の高校生と学習や交流活動を繰り広げるとともに、ホームステイを通じて日本の家庭生活を体験することになっている。

壮行会の最後に、高校生たちもとっておきの出し物を披露した。

「チャイナネット」2007年3月12日