上海で日本映画週間 13本の映画が上映

 

17日、日本の時代劇『大奥』の上映によって第10回上海国際映画祭日本映画週間の幕が開かれた。これは中日国交正常化35周年および「中日文化・スポーツ交流年」の重要なイベントの一つ。

今回の映画週間で上映される13本の日本映画は、山田洋次監督の『武士の一分』、日本の人気女優松嶋菜々子主演の『眉山』及びアジア諸国の映画ファンの間で大好評の『NANA』など。その中には、さまざまなテーマと3世代の日本映画人の新作が含まれている。

日本映画週間の引き受け側、上海映画電通の銭建平副総経理は、これらの映画は日本で大変人気があるもので、日本映画人の日本の社会、人間と物事に対する深い思  考を表現したものである、と語った。山田洋次監督は、映画を通じて中国の観客が日本文化に対する理解を深めることを願っている、と語った。

今年は中日国交正常化35周年にあたるので、日本映画は上海国際映画祭では従来の「山田洋次映画回顧展」「東京映画週間」から「日本映画週間」に昇格された。日本映画週間は映画上映のほか、「映画の道」文化展も催され、アニメーション、和服、茶道、観光旅行など日本文化シリーズの紹介も行われ、座談会や交流会を通じて中日両国映画の発展の道を討論することになっている。

伝えられるところによると、今年10月の第20回東京国際映画祭では中国映画週間が開催されることになっている。

「チャイナネット」2007年6月19日