賈慶林・全国政協主席、日中友好7団体責任者と会談

 

賈慶林・全国政治協商会議(全国政協)主席は13日、日中友好7団体の責任者と訪問先の東京で会談した。

賈主席は、中日関係の回復・改善・発展のために7団体が長年にわたり果たしてきた重要な役割を高く称賛。現在の中日関係の良好な発展のチャンスを捉え、両国の民間交流を力強く推進し、両国民の相互理解と友情を深め、国民感情の融合をさらに促進し、中日友好事業に新たな貢献を果たすよう求めた。

また「中国は確固不動として平和発展路線を歩む。中国の発展がもたらしたものは、より多くのウィンウィンのチャンス、より大きな発展の余地、より強固な平和のパワーだ。中国の発展が他国を損なうことは断じてなく、まして他国を脅かすことなどありえない。この点にはいかなる変化もない」と強調した。

平山郁夫・日中友好協会会長は7団体を代表して「日中友好は両国、アジア、さらには世界にとって重要だ。日本の各界は日中関係の改善と発展を喜んでいる。7団体は日中友好の伝統を受け継ぎ、未来に向かい、両国の交流と協力、特に民間と青年の交流と友情を促進し、日中友好関係の継続的な発展を推進するために、たゆまぬ努力をしていく」と述べた。

【「日中友好7団体」とは】

日中友好協会、日本国際貿易促進協会、日中文化交流協会、日中経済協会、日中友好議員連盟、日中協会、日中友好会館といった、日中友好に尽力する民間7団体で構成。政治・経済・文化・学術など日本各界の人士が名を連ねる。

「人民網日本語版」2007年9月14日