2007年「中日のお祭りin北京」開催

ステージの北側に設置された「日中文化・スポーツ交流年」のPRブース



中国日本友好協会、「日中文化・スポーツ交流年」日本側実行委員会、北京市人民対外友好協会の共催による「中日のお祭りin北京」が9月15日、北京市最大の繁華街・王府井で催された。中国人民対外友好協会、中日友好協会の井頓泉副会長、「日中文化・スポーツ交流年」実行委員会の御手洗冨士夫委員長、文化親善大使を務める歌手の酒井法子さんらが出席し、挨拶した。

太極拳の披露の準備をする日本の小学生 太極拳を披露した後、「楽しかった」と笑顔で話す日本の小学生

このイベントは「期待を未来へつなげよう」をテーマに、中日双方の各地域の特色あるお祭りや伝統舞踊を集めたもの。ステージ・パフォーマンスと路上パレードの2つに分けて行われ、両国から800人近くが出演した。

岩手県の鹿踊り 勇壮な踊りに観衆たちは引き込まれた

中国側は、全国各地からやって来た民間の芸術団体が太平鼓や中国カンフー、竜の舞、獅子舞など伝統的な出し物を披露。日本側は、日本の情緒あふれる阿波おどりや雅楽、鹿踊りなどを披露し、中国の観衆を魅了した。このほか、日本の小学生による太極拳と中国の小学生による日本舞踊が大きな注目を集めた。また、両国の小学生による合唱『茉莉花』と『さくら』も会場から拍手喝さいを浴びた。

出演者の素晴らしい演技に会場から熱い拍手が沸き起こる

今年は中日国交正常化35周年にあたり、「中日文化・スポーツ交流年」でもある。今回のイベントは、中日両国の民間団体の参加を通して、互いの文化に対する理解を増進し、より深い交流を実現させるために催された。 (文・劉玉晨 写真・単涛)

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