新華網北京7月13日発 中国赤十字会は13日、更なる措置を取り、救援の作業を繰り広げる決定をした。赤十字会緊急救援準備金と独自で調達した資金から80万元及び関連物資で安徽省、江蘇省などの水害が深刻な6つの省を支援している。また、国家宝くじ公益基金による救援の計画を実行に移し、被災地に必要な食糧、テント、消毒・殺菌薬品、浄水薬剤などの物資を仕入れる。
中国赤十字会は寄贈受付のホットラインと口座番号を公表した。
ホットライン:010−65139999
口座番号:02000010090144132−52
口座名称:中国紅十字会総会
取引銀行:中国工商銀行北京東四南分理処
受取人:中国紅十字会総会
住所:北京市東城区干面胡同53号
〒:100010
今年6月下旬以来、中国は南部から北部へと増水期を迎え、特に、淮河流域で豪雨が降り続け、一部の地域は1991年以来の最大の洪水に見舞われ、現地の人々の生命、財産は重大な損失を蒙った。7月10日までのおおざっぱな統計によると、水害は江蘇、浙江、安徽、江西、湖北、湖南、河南、広西、重慶、四川、貴州などの11の省・自治区・直轄市の1.2億人に災害をもたらし、災害のため死亡した人数は261人、倒壊した家屋は147.1万室、197.4万人が移転、再配置され、農作物の被災面積は522.2万ヘクタール、直接経済損失は324.2億元に上った。
災害発生後、被災省の赤十字会は災害対策に乗り出している。江蘇省、安徽省の赤十字会は被災地へ赴いて実地調査を行い、迅速に一部の物資を人々の手に渡した。中国赤十字会総会の調査チームは近く、江蘇、安徽の被災地へ赴いて被災状況を調べ、慰問を行う。赤十字国際委員会、赤十字社の代表らも被災地の実地調査に参加する。
(「新華網」より) 2003/7/14
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