中国インフラ建設の投資重点は農村に移転

中国の温家宝首相は5日午前北京で、中国政府は今後、インフラ建設への投資の重点を農村に移すことにしたと明らかしました。

これは温家宝首相が当日開幕した全人代の年次総会で行った政府活動報告で述べたもので、温家宝首相は、「今後、農村で小型の水利施設の建設を重点とした農業インフラ施設と災害防止システムの建設を強め、農村の道路、飲用水、メタンガス、電力網、通信などインフラ施設と居住環境の建設を強化すると共に、教育や、衛生、文化など農村の公共事業の建設を強化していく。国家の財政投資と貸付資金の農村と農業への投資を拡大するほか、社会資金の農村建設への流入も督励し誘導していく。また、農民の負担を軽減するために、今年から、国家財政は毎年1000億元あまりの資金を拠出して、基幹政府の運営と農村義務教育の需要を保障する」と述べました。

「CRI」より 2006/03/05


 
 

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