中国外交部長、「日本指導者は中国人民の感情を再び傷つけるな」

中国の李肇星外交部長は7日、日本の指導者は中国人民と侵略戦争の被害を受けたその他の国の人民の感情を傷つけることを、これ以上やってはいけないと述べました。

これは李肇星外交部長が開会中の第十期全国人民代表大会第四回会議の記者会見で述べたもので、「現在、中日の政治関係が困難な状態に陥っている。その問題点は日本の個別の指導者が今でも侵略戦争を発動・指揮したA級戦犯への参拝を堅持することにある。これは非常に深刻な問題で、中国人民だけではなく、他の多くの国の人民も受け入れることができない。歴史問題で、中国人民は被害者である。現在、鍵となる問題は日本の個別の指導者が十分な誠意と勇気を持って、自らの誤った行動を是正することにある」と指摘した上で、「中国側が日本との善隣友好協力を発展していく基本的な方針は変わっておらず、中国側は胡錦涛国家主席が去年の4月23日にジャカルタで提出した五項目の主張に基づき、中日関係を改善し発展させることに前向きに取り組んでいく」と強調しました。

CRI 2006/03/07


 
 

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