農村環境の改善措置について  国家発改委副主任

第10期全国人民代表大会第4回会議の8日午後の会見で、農業部の尹成傑副部長、国家発展改革委員会の杜鷹副主任、財政部の朱志剛副部長らが「社会主義新農村」の建設について、内外記者の質問に答えた。

農村の生産・生活環境の改善に向けた国の措置について質問を受けた杜副主任は、国家発展改革委員会と関係部門が決定した中央予算の3つの重点投入分野を説明した。

(1)今年は120億元余りを投じ、種子プロジェクト、大型商品穀物拠点の建設、主高品質穀物の生産プロジェクト、大規模灌漑区の節水に向けた改造、小規模な灌漑水利施設の整備、動物感染症の防止システムの整備などを引き続き強化する。

(2)農民の生産・生活環境の改善においては、「水、ガス、道路、電気」の4点に集中的に取り組む。今年は昨年比倍増の40億元を投じ、さらに2千万人分の飲用水の安全を確保する。昨年比2.5倍の25億元を投じ、さらに250万戸分のメタンガス池を整備する。国債と自動車購入税から170億元余りを投じ、道路18万キロを整備する。東中部地区の重点は郷・村間のアスファルト道路整備、西部地区の重点は県・郷間のアスファルト道路の整備だ。国債から12億元を投じ、中西部の一部で農村の送電網整備を進め、電気が通っていない郷の電力建設に着手する。

(3)60億元余りを投じ、農村の教育・衛生・文化事業の発展を加速する。

「人民網日本語版」2006年3月9日


 
 

本社:中国北京西城区車公荘大街3号
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。