中国、国際社会に責任を負う国家に

中国の温家宝総理は14日、北京での記者会見で「中国はすでに国際社会において、責任を負う国家となった」と述べました。

温家宝総理は中国が責任の負う国家になった理由として次の10点を挙げました。「中国の発展と安定は世界の平和と繁栄に対して大きく貢献している。中国はエネルギーを節約し、環境を保護する科学的な発展の道を辿っている。中国は独立自主の平和的な外交政策を実行し、あらゆる国と平和的に付き合っている。中国は隣国と友好的に付き合い、善隣友好という外交政策を取り、周辺諸国との友好協力関係を発展させている。中国は国際システム構築の一員であり、国際社会と共に、国際政治、経済の新秩序の確立に努力している。中国は世界平和を断固として維持しており、朝鮮半島やイランの核問題という重大な地域問題と国際問題でこれまで一貫して和平と交渉による解決を堅持している。中国は、世界各地で発生した重大な自然災害を含む新たな安全保障問題に協力的な態度を取っている。中国はテロリズムと核拡散に断固として反対する。中国はWTO 加盟後、自己の公約を確実に履行した。中国は国連のミレニアム目標の実現に積極的に努力している。中国は自衛的なの国防政策を行ない、この政策は透明なものだ」と温家宝総理はこのように述べました。

「CRI」より 2006/03/14


 
 

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