李外交部長、中国は他の国に援助を提供する際、
政治条件を付け加えない

李肇星外交部長は6日、北京でブルームバーグ社の記者の問題に答えた時、われわれはみずからの発展を図ると同時に、その他の発展途上国に力の及ぶ限りの援助を提供するようにしており、援助を提供する際、政治条件を付け加えないし、そのうえ援助が実情に適ったものである、と述べた。

李肇星部長はさらに次のように述べた。

中国は発展途上国で、地域間、農村部と都市部の発展がそれほどバランスがとれておらず、われわれの一般の人たちの生活はまだ豊かではなく、われわれ自身の発展は任重くして道遠しである。われわれ自身は平和発展の道を歩んでおり、国際的に建設的な役割を果たしている。そして、世界の平和、協力と発展事業のために努めていきたい。

国際関係における重要なルールの一つとして、『国連憲章』第一章第二条に定められている「内政に干渉しない」原則がある。もし一つの国或いは国際組織が国の内部事務への干渉を図れば、世界では調和を保ち、平和的発展を保つことは想像すらできない。

国の間では平等で友好的な話し合いを行うことができる。われわれはこの姿勢で、アフリカ諸国やあらゆる国と友好的で平等な対話を行うことを望んでいる。

「チャイナネット」2007年3月6日


 

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