中国人民銀行総裁「株価変動による重大な情勢変化はない」
 

中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長(総裁)は12日の記者会見で、最近発生した株価変動問題を受けて、「これはマクロ問題ではなく、重大な情勢的変化をもたらすものではあり得ない。中国資本市場はなお急速な発展を必要としている。直接融資の割合をさらに高めることや、資本市場の建設をより良く、より早く、より国際的に進めることも必要だ」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

周行長によると、株価変動には、通常さまざまな原因がある。市場そのものが原因である場合もあれば、マクロ経済で発生した問題が原因の場合もある。ある企業で問題が生じたというようなミクロ経済での問題が原因の場合もあり、さまざまな可能性がある。

「人民網日本語版」2007年3月13日


 

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