香港のマスコミ、全人代に注目


 香港のマスコミは、5日午前北京で開幕した中国第十期全国人民代表大会第一回会議に非常に注目しており、朱鎔基総理が開幕式で行った政府活動報告を大々的に伝えている。

 新聞「大公報」と「文匯報」、鳳凰衛星テレビなど香港の主要なメディアはそれぞれ論評を発表し、「第十期全人代第一回会議は、過去を受け継ぎ、未来を切り開く重要な会議であり、今後五年の中国の改革と経済建設にとって特殊な意義を持っている」と述べるとともに、朱鎔基総理の報告を高く評価し、「報告は、忠実かつ実務的なもので、実際の内容があり、精神を奮い起こすものである」としている。論評は更に「中国はこれまでの5年で著しい成果を上げており、いくらかゆとりのある社会の全面的な建設のためにしっかりとした基盤を築き上げた」と述べている。

(「CRI」より)2003/03/06