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中国各地で法輪功を糾弾する声相次ぐ
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「法輪功」の信者数人が1月23日(中国の旧暦の大晦日)、天安門で焼身自殺を図った事件をCCTVが30日に報道して以来、中国各地で連日、改めて「法輪功」の反人類、反社会、反科学的な邪教の本質が暴露され、これを取り締まらなければ怒りは収まらないと糾弾する声が相次いでいる。
新華社通信の「法輪功」に反駁する文章が反響呼ぶ 新華社通信は31日、『人の命を見殺しにする罪は極悪なり』という邪教「法輪功」を批判する評論員の文章を発表し、大きな反響を呼んだ。 この文章は、まず「この23日、北京の天安門広場で数人の「法輪功」修練者が焼身自殺したことは、邪教「法輪功」の人類社会と科学に背くその本質を一層明白にした」とし、また「事実が証明しているように、世界を驚かせたこの自殺事件は早くから計画し組織されたものであり、これは李洪志の直接の煽動と教唆によるものである。 この事件に参与し被害を受けた修練者の劉葆栄さんは「北京で焼身自殺を図ったのは、李洪志の“生死を顧みず”、“我慢せず”、“死に向かう”といういわゆる“教え”を実行したものだ」と語っている。 この文章は、また「アメリカに滞在中の李洪志は、西側の一部の反中国勢力に頼り、自らの利用価値を示すため、「法輪功」修練者に対して自殺を奨励し、中国政府に圧力を加えた。天安門広場で発生した焼身自殺事件は全く李洪志の計画によるものだ」と指摘し、更に「世界のさまざまな邪教組織を分析すれば分かるように、全ての邪教組織は人民の生命と財産の安全及び社会の安定を脅かす恐怖の源であり、邪教の行為が極端に至れば、教主は教徒の命を犠牲にし、一連の集団自殺や拉致、暗殺、爆発事件を引き起こしている。その残忍さと気違いじみた行為は全世界を驚かせている。李洪志の吹聴する邪説を盲信して、自殺したり、気が狂ったりして死亡した人の数は1600人を超え、また何千何万もの家庭が破壊され、幸せな生活を失ってしまった」と述べている。 そして、この文章は、「血なまぐさい事実が立証しているように、邪教『法輪功』は人権を保持するどころか、人権を踏みにじり、自由を保障するどころか、自由を扼殺している。中国政府は法に基づいて『法輪功』問題を処理・解決し、終始変わることなく『法輪功』の修練者を団結させ、教育して、その転化を図り、救済するという方針を堅持し、大多数の修練者を救うことに力を入れてきた。また焼身自殺を図った者に対しても、教育して救済することに尽力し、これによってほとんどの被害者や盲信者は邪説の束縛から解放され、正常に仕事をし、学習し、まともな生活を送っている」と述べた後、最後に、「邪教を利用し混乱を作り出し、中国政府を覆そうとする企みは、全く不可能な妄想であり、その結果は必ず自業自得に終わるだろう」と述べ、西側諸国の一部反中国勢力に警告を発している。
宗教関係者が「法輪功」を糾弾 邪教「法輪功」信者数人が23日、北京の天安門広場で焼身自殺した事件が報道された後、北京では宗教関係者がそれを糾弾する声を上げた。 中国カトリック教愛国会の傅鉄山主席は、「法輪功の狂信者である劉春玲さんは母親であり、新たな生命を生み、育て上げた。その一方で彼女は自分の娘を邪教に誘い、焼身自殺にまで追い込んだ。これにより、邪教『法輪功』の反人類的かつ邪悪な本質が暴かれたといえる。また法輪功は邪教であり、宗教ではないことも証明された。今回の事件を通して、『法輪功』のリーダーは海外の反中勢力の手先となり、焼身自殺により中国人民の祝日気分を台無しにし、国家と社会の安定を破壊した。中国政府は、間違った考えに固執して非を認めようとしないこのような人物についても、命を助け、救援する方針を採用している。これは、人民政府の責任感の強さを示すものであり、人権および人々の生活の安全を守るという政府の態度を表すものだ」と語った。 中国道教協会の袁志鴻副秘書長は、「『法輪功』の狂信者は人間としての理性と意識を失い、自分だけでなく、身内をも傷つけた。これにより、『法輪功』が邪教であり、社会全体に被害を及ぼすことが明らかになった。道教界は、『法輪功』取り締まりのために政府が行うあらゆる措置を支持していく」と述べた。 中国イスラム教協会の馬雲福副会長は、「李洪志のでたらめな邪説は、根拠のないものだ。李洪志は自分の名前を改めているにもかかわらず、『真』を説いている。邪説を広め、無数の修行者を死に至らしめ、狂信者を焼身自殺にまで追い込んだにもかかわらず、『善』を語っている」と話した。 北京の五大宗教団体のその他の関係者もまた談話を発表し、「邪教『法輪功』に対する合法的な取締りを強化する」、「邪教『法輪功』が狂信者を扇動し、全国人民にとって最も神聖な場所である天安門広場で痛ましい事件を起こしたことを決して許してはならない」と呼びかけた。
大学生、邪教「法輪功」を糾弾 北京の天安門広場で発生した邪教「法輪功」信者の焼身自殺事件に関する報道により、学生の間で大きな反響が起こっている。特に年が近い19歳の大学生、陳果さんの悲劇は、多くの学生の同情と反省を促した。共産主義青年団中央、全国学生連合会は31日、北京大学、中国人民大学、北京師範大学などの大学の学生を集め、座談会を開催した。参加した学生らは焼身自殺事件について、「法輪功」の邪教としての本質を暴いて批判し、「法輪功」の罪を非難し、邪教「法輪功」に対する党と政府の措置を支援することを表示するとともに、「法輪功」と闘う決意を表明した。 座談会で、中国人民大学のちん(革に斤)磊さんは、「焼身自殺事件により、『法輪功』の人類、社会、科学に反したカルト的本質が明らかになった。『法輪功』は人権を踏みにじり、人間性をつぶし、自由を奪っている」と述べた。北京師範大学の劉暁晨さんは、「今回の事件は組織的なもので、目的をもって行われたものであることは、誰の目から見ても明らかだ。『法輪功』は、国際的な反中勢力が中国政府を覆すための道具となっていることがわかる。李洪志は反中勢力の手先だ」と話した。 学生らは党と政府による、カルト教団「法輪功」を法に基づいて処理し、人権と正義を守るための行動を支持すると表明した。北京大学法律学部の学生は、「中国政府は『法輪功』修行者に対して、団結、教育、救済を原則とし、思想の転換を助け、まともな人生を歩めるようにするための手段をとっている。今回の焼身自殺事件発生後、政府は全力で負傷者を助けた。一方、李洪志は事件と『法輪功』は無関係であると述べるだけでなく、自殺者は『法輪功』信者ではない、今回の事件は中国政府による陰謀であるなどと語り、政府を侮辱した。双方を比較してみれば、中国政府は人権を擁護し、自由を保障しており、人民に対する責任を果たしていることが明らかである」と語った。 中国人民大学の周艶さん、魏麗さんは、「『法輪功』によるマインドコントロールの結果、同じ年である陳さんが焼身自殺を図ったことは、非常に残念だ。今回の事件を通して、『法輪功』の魔の手は大学にも伸びており、学生の正常な学習や生活に支障をきたしていることがわかる」と話した。学生らは、「法輪功が神聖な学園を汚すことは許さない。大学生は法輪功との闘争を鮮明に打ち出そう」と呼びかけた。
各地の人々、「法輪功」取り締まり強化をアピール 「法輪功」メンバーによる天安門広場での焼身自殺事件が報道されたのを受けて、首都北京では多くの企業や団体および大学で座談会が開催されている。出席者はいずれも、生命を危険に晒す恐ろしい本質を持つ邪教「法輪功」を強く非難した。また「法輪功」狂信者による自殺、特に12歳の少女や女子大生の自殺といった惨劇を悼み、同時に邪教「法輪功」に対する取締まりを強化し、北京の政治的および社会的安定を保障するよう政府に求めている。 焼身自殺した陳果さんを教えたことがある、中央音楽学院付属小学校の劉湘燕校長は、「陳さんは11歳で同校に入学し、専攻科目や文化系の科目で優秀な成績を収め、難しい試験に合格して大学に入学した。卒業まで2年を残すのみだというのに、このような事件が起こったことは非常に残念だ。李洪志は極めて大きな罪を犯し、処罰を受けるのは当然のことである」と感想を述べた。北京市の元幹部・王春明氏は、「『法輪功』が普通のカルト教団ではないことはもはや明白。『法輪功』は西側の反中勢力と密接な関係にある。人類、科学、政府、社会に反するカルト教団と国を挙げて強く闘わなければならない」と語った。 河南省各地の人々の間では、天安門事件での焼身自殺事件の報道後、李洪志および邪教「法輪功」がでたらめを言いふらし、トラブルを扇動し、人々の生命を危険に晒す罪を犯していることについて、非難の声が上がった。省人民代表大会・常務委員会の法律工作委員会の張勇副主任は、「『円満』を追求するために、命を粗末にし、気軽に自分の体を傷つけるのであれば、 そのような追求は、狂っているとしか言いようがない。『法輪功』の存在は、中国の伝統的倫理や道徳と相容れないものであるだけでなく、修行者およびその家族に災難をもたらす。法治社会では、『法輪功』の存在を受け入れることはできない」と話した。 成都にすむ呉秀英さんは、まだ若い大学生が焼身自殺するという惨劇を目の当たりにして、涙を禁じえなかった。自らの目的を達成するために、被害者の生命をも顧みない李洪志の人間性に乏しいファシスト的本質が、全国人民の前にすべて明らかになったのである。 湖北省総工会(労働組合)の黄遠志主席は、「李洪志および邪教『法輪功』は人権、自由を擁護するというのは偽りで、一般人を犠牲にし、海外の反中勢力と結託し、社会の安定を壊そうと企んでいるのが真の姿だ」と話した。 広州の五羊第一小学校の教師は、「『法輪功』が12歳の少女までそそのかしたことに、驚いている」と述べた。また「『法輪功』は12歳の子供までメンバーに引き入れた結果、子供は広い範囲のやけどを負い、生命の危機に瀕している。焼身自殺事件は李洪志に騙された信者によるものであることは明らか。こんなに悲惨な結果を引き起こしたにもかかわらず、李洪志は、今度の事件と『法輪功』は無関係であると述べている。『法輪功』には『真善忍』を語る資格はない」と強調した。 江西師範大学の教授は、「あらゆるカルト教団の特徴は、信者に対するマインドコントロールでその思想の自主性を奪い、それを精神的な奴隷とすることにある。今回事件を起こした焼身自殺者のおろかな行動からも、『法輪功』の欺まん性と残忍性がより明らかになった」と語った。 瀋陽市瀋河区に住む紀敏珍氏は、「李洪志が天安門広場でこのような驚くべき事件を起こしたことにより、『法輪功』が国民に災いをもたらすカルト教団であることは明白な事実となった」と述べた。 (「チャイナネット」より) |