この塔は内蒙古のバイリン右旗にある釈迦如来舎利塔で、当地では白塔子とよばれている。遼の重煕18年(1049)に建てられた七檐八角形の楼格式塔で、塔身の外壁にはすべて彫塑があり、遼代の塔としては珍しいもの。彫刻された人物像は足に長靴をはいており、インドから伝えられたはだしの像の変化がみられる。  


 
 
 

本社:中国北京西城区車公荘大街3号
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