中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利60周年記念大会が3日午前、北京で開催された。胡錦涛国家主席は大会で談話を発表し、「中華民族は昔から一貫して、正義を尊び、平和を愛しているが、けっして、強暴な勢力を恐れず、いかなる外来の圧力にも屈服しない。中国は揺るぎなく平和発展の道を歩んでいる」と述べた。

胡錦涛国家主席は、談話の中で、「中国人民抗日戦争の偉大な勝利は中華民族全体の団結奮闘の結果であり、中国人民と世界反ファシズム同盟国人民が共に戦闘した結果でもある。抗日戦争の勝利は、世界反ファシズム戦争の勝利に大きな影響を与えた」と述べた。

抗日戦争に参加した元兵士、海外の愛国人士、またアメリカ、日本、韓国、朝鮮、インド、イギリスなどの20余りの国から来た外国の友人やその遺族、中国社会各界の人々約6000人がこの記念大会に出席した。

大会の開催に先立って、胡錦涛国家主席ら国家指導者と各界の人々1万人余りが天安門広場で、人民英雄記念碑に献花した。その後、胡錦涛国家主席は人民大会堂で、抗日戦争に参加した元兵士、愛国人士、抗日戦争の将校の代表に中国人民抗日戦争勝利60周年記念章を授与した。

「CRI」より　2005/09/03