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都江堰二王廟の被災後の修復
もとの建材で原貌に戻す

 

文・写真/段非平

二王廟の主構造は、ほとんど完成している

二王廟は、都江堰の玉壘山にあり、都江堰の創建者である秦国の蜀太守、李氷、およびその子二郎を祭るものであり、2000年には世界文化遺産に登録されている。四川大地震の断層帯の上にあったため、二王廟は、都江堰市のなかでも被害がもっとも甚大な地区となり、古建築群はすべて倒壊した。

修復作業にあたる労働者たち

現在、二王廟の修復工事は計画的に進められ、樊拓宇・都江堰文物局局長の紹介によれば、修復工事の主原則は、原貌の回復であり、廃墟のなかからもとの瓦、もとのレンガを探し、その全てが利用され、新しい建材を古代になぞらえる加工処理が行われる。中国古代の木組みの建築は比較的耐震性があるため、再建工程においても、柱の部分は、伝統的な木組みにより、安定性を増加させる。当地の湿度の高い気候への対策として、当地の漆のなかから選んだ自然の漆で、建物の表面が塗装される。施工コストは高く、技術的にも複雑なものとなるが、自然の漆は、化学塗料に比べ腐敗に強く、防虫作用があり、建築物の表面の光沢と色彩を保つ。

廃墟のなかから探し出された比較的保存状態のよい文物

現在、二王廟の修復工事はおよそ半分が過ぎ、本年9月30日に完成の予定である。

 

人民中国インターネット版 2010年1月29日

 

 

 

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