第34回南極科学調査隊が出発

2017-11-10 09:51:14

中国の第34回南極科学調査隊は8日、調査船「雪龍号」に乗りこみ、南極へと出発した。調査計画によると、雪龍号はニュージーランドのクライストチャーチで物資補給を行った後、インエクスプレッシブル島で5番目の南極科学調査ステーション立ち上げのための準備作業を行う。

また、調査隊のメンバーは、陸地、海洋、大気、棚氷、生物などの角度から多分野合同観測を行う。

雪龍号は国内唯一の極地科学調査船で、今年の10月に第8回北極科学調査を終えて帰還したばかり。今回実行される第34回南極科学調査計画によると、雪龍号は20184月に帰還する予定で、調査時間は164日間、航程はおよそ37千海里に及ぶことが見込まれている。

 

 

中国国際放送局 20171110

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