中国の60歳以上の高齢者人口が総人口の17.3%を占める2億4100万人に

2018-02-28 09:11:00

 

全国老齢工作委員会弁公室(老齢弁)が26日に開いた「人口高齢化国情教育」に関する記者会見において、2017年末時点で、中国の60歳以上の高齢者人口は24100万人で総人口の17.3%を占めることが明らかになった。新華社が伝えた。

60歳以上の高齢者が総人口の10%以上を占める段階になると、「高齢者社会」への突入を意味すると一般的にとらえられている。全国老齢弁の呉玉韶副主任は、「中国が高齢化社会に入った1999年から2017年までに、高齢者人口は11千万人増加した。このうち、2017年に新たに高齢者の仲間入りをした人が、初めて1千万人を上回った。2050年ごろまでには、中国の高齢者人口は48700万人のピークに達すると予想され、総人口の34.9%を占めるまでとなるだろう」とした。

 

「人民網日本語版」2018227

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