国務院報道弁公室は18日、チベット高原の生態系整備に関する白書を発表した。これによると、「世界有数のクリーンな地域であり、ここ数年は生態環境を維持するために、中央政府や地方政府が管理の強化に取り組んでいる」と示されていた。
また白書では、「チベット高原は人間の活動が少なく、汚染物質の含有量は北極並みである。クリーンエネルギーの普及やエコな街づくり、そして農村環境の総合的な整備を進めており、大気の質は更によくなっている」と述べられた。
チベット高原の主な川や湖は今でも自然のままで、水質もきれいな状態である。アジアの多くの川の水源となっており、中国でも水資源や水環境の管理が特に厳しい地域として、このところ特に水質の保護に力を入れている。