「女子映画放映チーム」 農村の夜を照らす

2018-10-16 13:23:14

 

南豊県白舎鎮晗頭村で、デジタル映画機材を運ぶスタッフの章小琴さん(右)と江志燕さん(1011日)

 

1990年代、農村の文化生活を充実させるため、江蘇省南豊県は「女子映画放映チーム」を結成した。映画機材とスクリーン、笑い声がある中で、彼女たちは県内170以上の行政村の村の人たちに映画を楽しんでもらっている。「当時、どこかの村で夜に露天映画が上映されるという情報があると、周辺の村から腰掛けを持った人たちが集まり、年越しのような雰囲気だった」と、23年の経験を持つ放映スタッフの章小琴さんは当時を振り返り笑顔で話した。政府の「映画を農村へ」の取り組みに伴い、放映チームの「装備」はグレードアップし、16ミリのフィルム機器だったのが、現在はデジタル映画機器に変わり、フィルムの交換などを行う必要がなく、音と映像の質も大幅に向上した。上映中、放映チームは交通安全、森林火災防止、病虫害予防などの教育映像も流し、村民から好評を得ている。

 

 

 

 

 

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 20181015

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