留学から帰国後、家業の養鶏場継いだ中国人女性 

2018-10-29 13:44:55

 

1025日、孵化したばかりのヒヨコをチェックする葛さん(撮影徐昱)

 

80(1980年代生まれ)の女性葛雯さんは、海外で留学後、2013年に帰国し、浙江省杭州市臨安区にある両親の養鶏場を継いだ。現在、養鶏場では10万羽のニワトリを飼育しており、臨安区初の標準化自動化された一定規模を備えた無公害の鶏卵を生産する採卵鶏農場となっている。新華網が報じた。

留学を経験した葛さんは、伝統的な農業の発展方式では満足せず、規模を拡大し、品種を入念に選んで、山林でニワトリを放し飼いすることにした。そして、卵は宅急便での配達が難しいという問題を克服し、オーダーメイドサービスを打ち出し、配達状況追跡可能な統一された配達システムまで構築した。

現在、葛さんは地元で特色農産品展示販売センターを設置したほか、オフライン親子体験ポイントの設置も計画中。消費者の参加度や信頼度を向上させ、農業と旅行を組み合わせたオフライン体験を開発して、一人でも多くの人に農村での生活を体験してもらおうと取り組んでいる。

 

間もなくオープンする特色農産品展示販売センターで仕事する葛さん(撮影・徐昱)

 

 

 

「人民網日本語版」20181029

 

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