武漢市 「コンテナ病院」が11カ所1万ベッドに増加

2020-02-07 09:59:36

 

武漢洪山体育館に建てられた臨時病棟に物資が運び込まれ、新型コロナウイルス関連肺炎の軽症患者を受け入れる準備が進んでいる(2月4日)

4日、武漢市は新型コロナウイルス関連肺炎の軽症患者に診療所を提供するため、「コンテナ病院」の準備を全力で進めている。同日、体育館とコンベンションセンターにも「コンテナ病院」が設置され、11カ所、ベッド数は1万台に増加した。

4日晩までに、洪山体育館、武漢客庁、武漢国際コンベンションセンター、光谷科技コンベンションセンター、武漢国際博覧センター、塔子湖体育センター、武漢体育館、武漢市石牌嶺高級職業中学校、大花山アウトドアスポーツセンター、黄陂一中学体育館、武漢体育センターの11カ所に「コンテナ病院」が設置された。

記者が確認したところによると、洪山体育館にはすでに物資が運び込まれている。ベッド、布団、机のほか、電気カーペット、ごみ箱、ミネラルウォーターなどの生活物資も揃った。武漢客庁はABCの3つのエリアに分け、2000台以上のベッドを設置し、準備が着々と進んでいる。

連日にわたり、武漢市は前期在宅観察対象の「四類人員」(感染者、疑い患者、発熱患者、濃厚接触者)を集中的に隔離観察している。

「コンテナ病院」を拡張すると同時に、武漢市は「四類人員」の隔離観察施設も増やしている。

「コンテナ病院」は融通のきく医療所で、緊急治療、外科処置、臨床検査など多種の機能を備える。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月6日

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