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北京秋天の下、2万人が走った

 

1016日午前8時、2005ANA・北京国際マラソンが、天安門をスタートし、国家オリンピックスポーツセンターの陸上競技場のゴールを目指して行われた。

今大会は、中国国内では最大規模の都市マラソンとして、42.195キロのフルマラソン、21.0975キロのハーフマラソン、10キロマラソン、4.2キロのミニマラソンの各コースが設けられ、10あまりの国と地域から23000人のアマチュア選手が参加して開催された。

同大会は、中国の第10回全国運動会マラソンの決勝にもあたり、38人の中国各地のプロ選手と、約20人の外国や地域から招待された有力選手が、共に競い合った。

男子の部では、ケニアのベンソン・チェロノ選手が先頭でゴールを切ったが、コース通りに走らなかったテレビ中継車の後について走ったため、距離にして約800メートルが省略される形となった。組織委員会は、最終的にベンソン・チェロノ選手を優勝としたが、記録タイムは取り消した。

2位は、同じくケニアのジェームス・モイベン選手、日本の中崎幸伸選手は3位に入った。女子の部は、中国の孫英傑選手が、2時間211秒の成績で優勝を手にした。

男子の部で4位だった日本の福永晃大選手は、試合の間、沿道にいた多くの人が熱心に応援をしてくれ、とても感動したと、本誌のインタビューに答えた。

また、全日空の社長、山元峯生氏は、北京国際マラソンは、「夢」と「感動」の舞台であり、中日両国の友好と交流活動が一層深まるように賛助していきたいとの意向を示した。

今年の大会組織委員会は、各選手とスタッフの不慮の事故に備えて、障害保険に加入し、同大会では、約1200人のボランティアと500人ほどの救命救急医療員が、北京マラソンの運営を支えた。(于文=文・写真) 

人民中国インターネット版

 

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