中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利75周年座談会開催 習近平氏が重要演説

 

 

 

中国共産党中央委員会と国務院、中央軍事委員会は3日午後、北京の人民大会堂で座談会を開き、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利75周年を記念した。習近平(しゅうきんぺい)中国共産党中央委員会総書記国家主席中央軍事委員会主席が会議に出席し、重要演説を行った。(北京=新華社記者/龐興雷)

【新華社北京9月4日】中国共産党中央委員会と国務院、中央軍事委員会は3日午後、北京の人民大会堂で座談会を開き、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利75周年を記念した。習近平(しゅうきんぺい)中国共産党中央委員会総書記国家主席中央軍事委員会主席が重要演説を行い、中国人民は抗日戦争の過程で偉大な抗戦精神を育んだと強調。偉大な抗戦精神は中国人民にとって貴重な精神的財産であり、中国人民が一切の困難と障害を克服し、中華民族の偉大な復興の実現に向け奮闘するのを永遠に鼓舞すると述べた。

習近平氏はまた、中国人民抗日戦争の偉大な勝利について、近代以降の外敵の侵略に対する中国人民の抵抗の中で期間が最も長く、規模が最も大きく、犠牲が最も多かった民族解放闘争であり、初めて完全な勝利を得た民族解放闘争でもあると指摘。この偉大な勝利は、中華民族が近代以降に陥った深刻な危機から偉大な復興へと向かう歴史の転換点であり、世界反ファシズム戦争の勝利の重要な一部でもあるとし、中国人民の勝利であり、世界人民の勝利でもあると語った。

中国と日本は近隣であり、中日両国の長期的な平和友好関係を維持することは、両国人民の根本的な利益だけでなく、アジアさらには世界の平和と安定の維持に合致するとも指摘した。日本の軍国主義による侵略の歴史に正しく向き合い、深く反省することが、中日関係を構築し、発展させるための重要な政治的な基礎だと述べ、われわれが中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利を記念するのは、歴史を鑑として未来に向かい、共に平和を大切にして守り、中日両国人民が世々代々にわたり友好であり続けるためであり、世界各国の人民が平和と安定を永久に享受するためでもあると強調した。

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