天の道を守る西藏安多県の交通警察

 

 

西藏自治区那曲市安多県公安局は4日、安多県公安局交通警察大隊が中国共産主義青年団中央、全国青年連合会が授与する第25回「中国青年五四勲章集団」の称号を取得したと発表した。

安多県公安局交通警察大隊は国道109線、標高5231メートルにある唐古拉山の山間部に勤務地を構える。ここは中国で標高が最も高い交通警察勤務地で、「生命禁止区」と称される。

「風雪倉庫」と言われる唐古拉山は雹、雪、強風などの天気が年中発生する。国道109線安多区間の安全維持は安多県の交通警察が最も気にかけていることである。

安多県公安局交通警察大隊秩序中隊の達瓦雲旦隊長は、「唐古拉山が美しいほど私たちは緊張する。国道109線が暴風雪で通行できなくなれば、西藏住民の生活に大きく影響する。私たちの職責はこの天の道を守ること」と話した。

安多県の交通警察は極寒と風雪に負けず、標高5231メートルの唐古拉山に駐屯している。車が故障すれば彼らは「自動車整備士」になり、住民が高山病になれば彼らは「医療スタッフ」になる。2019年以降、安多県の交通警察は身動きがとれなくなった8万台の車両と16万人の人を救助し、高山病になった人を500人以上助け、住民の生命と財産の安全を全力で保障している。

「中国網日本語版(チャイナネット)2021517

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