第19期四中全会、制度の優位性発揮を強調

 

 

中国共産党中央宣伝部は1日、先月28日から4日間にわたって行われ、31日に閉幕したばかりの中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議(第19期四中全会)に関する記者会見を行いました。

責任者らは会議の成果として、「初めて国家の制度やガバナンスの問題を専門的に研究した上での決定を出し、初めて中国の特色ある社会主義制度の図録を系統的に描いた」という、今回が初となった2つの点を取り上げました。

今回の会議は「中国は国家の制度とガバナンスにおいて何を堅持し、確固たるものにし、何を整備し発展させていくか」という政治上の重要な問題に答えを出しました。この出来事は、一つのイノベーションであり、一里塚になるものであるとされています。

中央政策研究室の副主任を兼任する中央宣伝部の王暁暉副部長は「今回の四中全会はカギとなる時期に行われた重要な会議だ」と強調したうえで、「採択された『中国の特色ある社会主義制度の堅持改善および国家管理システムとガバナンス能力の現代化促進に関するいくつかの重要な問題に対する中国共産党中央委員会の決定』は、わが国の国家制度と国家ガバナンスシステムにおける13の方面の優位性をまとめたものだ。これは、中国共産党が人民を率いて『経済の急速な発展』と『社会の長期的な安定』という『2つの奇跡』を実現させた根本的な保障である」と指摘しました。

19期四中全会ではまた、腐敗の摘発を継続していくことや、「一国二制度」の堅持、対外開放のさらなる拡大などが提出されました。(CRI日本語 藍、謙)

 

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